忘れないように

小6からか・・・長い付き合いなのに、今、思い出せる記憶があまりにも少ない

小学校から塾も一緒、中学・高校で部活も一緒、なのにね



朝、式の前に一緒に過ごした街を歩いてみた


歩きながら少しずつ思い出したが、

10年前に在ったはずの思い出した場所は、すでに無く


一緒に食いに行ったお好み焼き屋やラーメン屋

帰りがけに遊んだゲーセン

店員に追い掛け回されたデパート



大会で行っていたテニス場も、閉鎖され雑草が生い茂っていた



あいつとの記憶が去っていくような




斎場に行ってみると本当にあいつの名前が書かれてあった

式場に行くと、遠くに遺影が見え、入れなかった



友人を待ち会場に入り、

最前列で遺影を見た時、遺影の人が別人に思えた

でも、遺影を直視できなかった




バタバタと夏休み中に転校する羽目になった際にも、あいつに後処理?を頼んだ

転校した先から先ず電話かけたのもあいつにだった


あいつに頼んどけばいいや、あいつに言っとけばいいや

そういう感覚だった



友人代表の弔辞を聞いていて、今更だがちゃんと認識した


あいつを頼りにしてた




今まであいつに対して毒づいた事しかなかったが、

7月2日に電話した時、

初めて「オマエ、マジ仕事出来るなぁ」とあいつのこと褒めた



それだけが




あいつの為にできる事

そんな事あるのか?

同じことが、先ず自分に起きない様にすることか?

オレは何を学べばいいんだ?

あいつと共通の繋がりを守ることで、繋がりの中で生きるのか?


このサバイバル、帰れんのか?オレ